トム・フォード初監督「シングルマン」は大人のオシャレ映画
世界的デザイナー、トム・フォードの初監督作品として業界に話題を呼んだ「シングルマン」
グッチやイブサンローランなどのデザイナーを勤めてきた彼はテーラードの仕立てのとても評価が高く
自身のブランドであるトム・フォードもラグジュアリーブランドとしては人気が高い。
そんな彼の作った映画は、1960年代のキューバ危機を時代背景にしたロサンゼルスが舞台の映画。
60年代ファッションが映し出され、特に女性の髪形や車のデザイン、セルフレームのメガネなど
とてもオシャレな時代だった事が良くわかる作品。
トムフォードが自らミラノで仕立てた衣装は主人公のコリンファースと生徒役のニコラス・ホルトのみとの事。
メインキャスト
コリン・ファース - (ジョージ・ファルコナー)
ジュリアン・ムーア - (シャーロット)
ニコラス・ホルト - (ケニー・ポッター)
マシュー・グッド - (ジム)
ジョン・コルタジャレナ -( カルロス)
おしゃれポイント
- 主人公ジョージの部屋はとても綺麗に整頓されていて、洗練されています。
- こちらの白いシャツにタイもトムフォードのデザインによるもの
- スーツ姿も洗練されてます。セルフレームのメガネもかなり似合ってますね。
- 生徒もオシャレ。ポロシャツにメガネ
- ジュリアン・ムーアはアンニュイで自由な大人の女性。タバコを吸う姿がかっこいい。
- 1960年代のベンツ。雰囲気あります。
この映画は色合いと、映像のカットがとても美しいです。
流石デザイナーが作った映画という感じで、時代背景と撮影の手法がマッチしていて
大人な雰囲気漂うおしゃれ映画でした。