「人生に乾杯!」はオシャレでちょっと感動できる映画
2007年に公開された映画「人生に乾杯!」。これはハンガリーに住む老夫婦が
年金生活に苦しみ、やがて銀行強盗をして逃亡してしまうという、愛らしく憎めない変わった夫婦のストーリー。
2人は1950年代のハンガリーに住み、あることをきっかけに出会います。
そして長い結婚生活を送り、年金生活をするようになるのですが、家賃の支払いもままならないほどの
年金しか手に入らず苦労する日々を送ります。
そして、ある日ついに家賃を滞納しすぎてしまい、2人にとって大切な物を債権回収業者に資産として
没収されてしまいます。夫のエミルはある決意をして、自分の愛車とともに銀行強盗を企てるのですが・・。
メインキャスト
おしゃれポイント
- 70歳過ぎている老夫婦が、銀行強盗をしながら逃亡を図ります。
- 妻のへディは、何があっても落着いていて、賢く、シックなおばあちゃん
逃亡先のホテルで誕生日を祝ってもらうへディ。素敵なドレスです。
ガウンを着たまま逃亡してます。
- 夫のエミルは読書家。部屋には沢山の本が並んでいます。
愛車の1950年代チャイカで逃亡します。
- 2人は逃亡しながらも仲良くドライブ気分
- 逃亡先の友人の部屋でしばし眠るエミル。何か写真がいっぱい飾られています。
こんな風に夫婦で添い遂げられたらいいなぁと思える映画です。
お茶目で大胆な老夫婦の逃亡劇は見ていてとても癒されます。
出てくるレトロな車や部屋の趣味が落着いていて、おしゃれでした。
「時計じかけのオレンジ」は定番オシャレ映画
キューブリック監督作品としてはあまりにも有名な「時計じかけのオレンジ」は1971年公開の映画。
有名すぎたので、おしゃれ映画として載せるはずっと躊躇ってきましたが、見る機会があったので、
ついでにレビューしました。
言葉の言い回しなどが独特で非常に難しい映画ではありますが、画的はとてもすばらしく面白い映画。
時計じかけのオレンジのデザインのTシャツやパロディーのデザインは世の中にたくさん出回っているくらい
影響を与えた映画ではないでしょうか。
メインキャスト
- マルコム・マクダウェル(アレックス・デラージ)
- パトリック・マギー(ミスター・アレクサンダー)
- マイケル・ベイツ(看守長)
- アドリエンヌ・コリ(ミセス・アレクサンダー)
- ウォーレン・クラーク(ディム)
- ジェームズ・マーカス(ジョージー)
- マイケル・ターン(ピート)
- ミリアム・カーリン(キャットレディ)
- スティーヴン・バーコフ(トム)
おしゃれポイント
- なんといってもこのキャラが一番おしゃれ。というかインパクトあります。
アレックス役のマルコム・マクダウェルは今や69歳
- 近未来の設定ですが、当時のミッドセンチュリーモダンなオシャレな部屋が出てきます。
- 4人で悪さしまくります。
- しかし彼も仲間に裏切られ、施設で椅子にしばりつけられます。
- 最後は・・いろいろあって、ベットで妄想に浸りながらおわります。
まだ見てない人は一度は見ておく映画かもしれません。
なかなか難しい映画ですが・・・。
「THIS IS ENGLAND」は1980年代のスキンズスタイルが見れる
最初、何の予備知識もなくTHIS IS ENGLANDを見てしまった事を少し後悔。。単なるオシャレ映画なんて
一言ではくくれない、かなりディープな映画でした。
ファッションとしての視点でももちろん楽しめる映画ですが、それ以上に思想的な意味をもつ映画。
1980年代のサッチャー政権時代のイギリスを舞台とした映画で、1人の少年(小学生)が
あるきっかけを機に年上の少年たちとつるみ、最初のうちは「ごっこ」で楽しんでいただけだが、徐々にシリアスなムードに展開していって、少年が様々な経験を通してネオナチ思想に傾いていく意味深い内容。
メインキャスト
- トーマス・ターグーズ(ショーン)
- スティーヴン・グレアム(コンボ)
- アンドリュー・シム(ミルキー)
- ヴィッキー・マクルア(ロル)
- ジョー・ギルガン(ウディー)
- ロザムンド・ハンソン(スメル)
おしゃれポイント
- 1980年代イギリスのカルチャーや音楽、ファッションが随所にでてきます。
中でも当時若者の間で流行していたスキンヘッド、ベンシャーマンのシャツ、
ドクターマーチンのブーツ、サスペンダー、ロールアップしたスキニーなデニムが出てきます。
- 主人公のこの男の子は、かなりマセた子でファッションやスタイルを
- 若い世代の少年達ですが、ファッションにはかなりうるさいようです。
- 女の子のファッションも、けっこうとんがってますね。
グラムロックとスキン系
- 最初は、じゃれあっていただけの少年たちでしたが・・
- 刑務所から兄貴分が出てきて、笑えないストーリーになっていきます。。
総じて、内容はかなり面白い映画。見る価値はあります。
最初のキャッチーな内容から徐々に引き込まれていくストーリーはとても良くできてます。
あと、この主人公の子役?の少年は恐るべき子役です。
大人と同じ演技力を見せます。すごい。。
グリーン・ホーネットはカトーが一番オシャレでかっこいい
2011年公開の映画グリーン・ホーネットをオシャレビューしたいと思います。
なんといってもこの映画の魅力はカトーという日本人役のキャラクターがかっこいいところ。
全てにおいて万能で、頭もきれて、戦闘も強い。絵も描くし、メカにもかなり強い。
実際に車を改造しているシーンや、自分で書き溜めたデザインのデッサンを主人公のブリットに
見せるシーンがある。
また、彼はバリスタという設定で、雇い主のブリットに自家製エスプレッソマシンで淹れた
ラテアートを見せるシーンは完璧すぎます。ラテアートやりたくなります。
メインキャスト
- セス・ローゲン(ブリット)
- ジェイ・チョウ(カトー)
- キャメロン・ディアス(レノア・ケース)
- クリストフ・ヴァルツ(ベンジャミン・チュドノフスキー)
おしゃれポイント
- グリーン・ホーネットの愛車ブラックビューティーがかっこいい。
- アイマスクにハット、黒いスーツはグリーンホーネットのユニフォームです。
- んでキャメロンディアスはあいかわらずかわいいです
- カトーのバトルシーンはスピード感があって、映像もオシャレでかっこいいです。
- 一番オシャレで好きなシーン。カトーのラテマシーンを操って、ラテアートを作るところ
たぶん本当の見所は、グリーン・ホーネットが悪の組織と戦ったり、
改造マシンのブラックビューティーでカーチェイスしたりするシーンなんでしょうね。
実際に見ていて飽きないし面白いです。
でも個人的にはラテを作って振舞うシーンが一番好きです。
理由はわかりませんが。。おしゃれです。
トム・フォード初監督「シングルマン」は大人のオシャレ映画
世界的デザイナー、トム・フォードの初監督作品として業界に話題を呼んだ「シングルマン」
グッチやイブサンローランなどのデザイナーを勤めてきた彼はテーラードの仕立てのとても評価が高く
自身のブランドであるトム・フォードもラグジュアリーブランドとしては人気が高い。
そんな彼の作った映画は、1960年代のキューバ危機を時代背景にしたロサンゼルスが舞台の映画。
60年代ファッションが映し出され、特に女性の髪形や車のデザイン、セルフレームのメガネなど
とてもオシャレな時代だった事が良くわかる作品。
トムフォードが自らミラノで仕立てた衣装は主人公のコリンファースと生徒役のニコラス・ホルトのみとの事。
メインキャスト
コリン・ファース - (ジョージ・ファルコナー)
ジュリアン・ムーア - (シャーロット)
ニコラス・ホルト - (ケニー・ポッター)
マシュー・グッド - (ジム)
ジョン・コルタジャレナ -( カルロス)
おしゃれポイント
- 主人公ジョージの部屋はとても綺麗に整頓されていて、洗練されています。
- こちらの白いシャツにタイもトムフォードのデザインによるもの
- スーツ姿も洗練されてます。セルフレームのメガネもかなり似合ってますね。
- 生徒もオシャレ。ポロシャツにメガネ
- ジュリアン・ムーアはアンニュイで自由な大人の女性。タバコを吸う姿がかっこいい。
- 1960年代のベンツ。雰囲気あります。
この映画は色合いと、映像のカットがとても美しいです。
流石デザイナーが作った映画という感じで、時代背景と撮影の手法がマッチしていて
大人な雰囲気漂うおしゃれ映画でした。
「オーシャンズ12」は更におしゃれ
前回ご紹介したオーシャンズ11ですが、12人になって更にグレードアップしてました。
キャストも豪華。ラグジュアリーなオシャレ感が増してます。舞台背景がヨーロッパに移って
建築物や街の景色も所々出てきます。そして、ストーリーも解りやすくて面白い。
メインキャスト
- ジョージクルーニー
- ブラットピット
- マットデイモン
- ジュリアロバーツ
- バーニー・マック
- ドン・チードル
- ケイシー・アフレック
- スコット・カーン
- シャオボー・チン
- エディ・ジェイミソン
- エリオット・グールド
- カール・ライナー
- アンディ・ガルシア
- ヴァンサンカッセル
- キャサリンゼタジョーンズ
- ブルースウィリス
おしゃれポイント
- こちらの2人は仲良しです。今回もメインのブラピとジョージクルーニー
- トレンチコートもバッチリきまってます。
- マットデイモンも、もちろん出演してます。いろいろと知りたがるライナス(マットデイモン)
- ソール・ブルーム(カール・ライナー)はおしゃれで紳士なおじいちゃん
- 左エリオット・グールドの蝶ネクタイ姿はいつも似合ってます。
- キャサリンゼタジョーンズはこの映画の鍵を担ってます。喪服姿もいいですね。
- 友情出演でブルースウィリスが本人役で出てくるのもびっくり
オーシャンズ11から更に有名所の俳優が出てくるので、そういった意味でも
見ていて面白いです。盗みに入るシーンももちろんあるので、オーシャンズシリーズの
魅力は失っていませんでした。
チョコを食べるシーンがおしゃれ「ショコラ」
本日は2000年に公開された映画ショコラです。ジョニーデップのファッションはもとより、時代背景やフランスの村の雰囲気、家具、チョコレートを作っている映像がとても心地いいオシャレ映画。
ヴィアンヌとアヌークの母子が、フランスの村にやってきて、チョコレートを振る舞い、徐々に村人たちとの交流が深まり、心を動かしていくストーリーが何度みても面白いです。
メインキャスト
- ジュリエット・ビノシュ(ヴィアンヌ)
- ヴィクトワール・ティヴィソル(アヌーク)
- ジョニー・デップ(ルー)
- キャリー=アン・モス(カロリーヌ)
- ジュディ・デンチ(アルマンド)
おしゃれポイント
- まずは、ジョニーデップのファッション。ジプシーな古着っぽいラフなスタイルですが、
- モノグラムっぽい柄のシャツもかっこいい
- お得意のギターを弾く姿も出てきます。ギターもおしゃれ。
- レザージャケットにサングラス姿。ジョニーデップらしいスタイル。
- カフェボールで飲むジョニーデップ
- ヴィアンヌ役のジュリエット・ビノシュも色使いが素敵です
- だんだん魅力的に見えてくるこの物語の不思議さ。
- 何と言ってもチョコレートを作るシーンが魅力的に随所に出てきます。吸い込まれるようなおいしそうな映像。
- チョコレートで人々の心を変えていくシーンが素敵な映画
この映画を見た後はチョコレートが食べたくなります。
もしくはチョコレートを用意して映画をみましょう。