「THIS IS ENGLAND」は1980年代のスキンズスタイルが見れる
最初、何の予備知識もなくTHIS IS ENGLANDを見てしまった事を少し後悔。。単なるオシャレ映画なんて
一言ではくくれない、かなりディープな映画でした。
ファッションとしての視点でももちろん楽しめる映画ですが、それ以上に思想的な意味をもつ映画。
1980年代のサッチャー政権時代のイギリスを舞台とした映画で、1人の少年(小学生)が
あるきっかけを機に年上の少年たちとつるみ、最初のうちは「ごっこ」で楽しんでいただけだが、徐々にシリアスなムードに展開していって、少年が様々な経験を通してネオナチ思想に傾いていく意味深い内容。
メインキャスト
- トーマス・ターグーズ(ショーン)
- スティーヴン・グレアム(コンボ)
- アンドリュー・シム(ミルキー)
- ヴィッキー・マクルア(ロル)
- ジョー・ギルガン(ウディー)
- ロザムンド・ハンソン(スメル)
おしゃれポイント
- 1980年代イギリスのカルチャーや音楽、ファッションが随所にでてきます。
中でも当時若者の間で流行していたスキンヘッド、ベンシャーマンのシャツ、
ドクターマーチンのブーツ、サスペンダー、ロールアップしたスキニーなデニムが出てきます。
- 主人公のこの男の子は、かなりマセた子でファッションやスタイルを
- 若い世代の少年達ですが、ファッションにはかなりうるさいようです。
- 女の子のファッションも、けっこうとんがってますね。
グラムロックとスキン系
- 最初は、じゃれあっていただけの少年たちでしたが・・
- 刑務所から兄貴分が出てきて、笑えないストーリーになっていきます。。
総じて、内容はかなり面白い映画。見る価値はあります。
最初のキャッチーな内容から徐々に引き込まれていくストーリーはとても良くできてます。
あと、この主人公の子役?の少年は恐るべき子役です。
大人と同じ演技力を見せます。すごい。。